「 シリコンコーキング材+金属粉+シリコンコーキング材 」の塗布で本来の目的である「滑り止め」の役割は十分に果たす。ただ、「それだけじゃあ、つまらない!」とまたいつもの悪い癖が出て「この際、甲の方もいじるかっ!」となってしまった。
まず、拳 (fist) を作った状態で各関節および甲の部分にシリコンコーキング材を塗り衝撃吸収材(impact absorbing material) とした。続いて、軍手のときもそうだったように、各関節にはポリカプロラクトンを、そして甲の部分にはポリプロピレンを用いて耐衝撃材 (impact resistant material) とした。
次に、コーキング材の上に乗せたプラスチックとケブラーとの密着性 (adhesion) を高めるために全体にコーキング材を塗ったくってやった。
う〜む、ちょっと重くなったが、かなり耐刃性、耐熱性 (heat resistance)、耐衝撃性のある手袋となった。ただ、大きな欠点 (defect/flaw) がある。いろいろと塗ったり貼ったりしたので物を握る (grasp) のにかなりの握力 (grasping power) を必要とする。つまり「握力養成手袋」と化してしまったわけである。あ〜あ、またまたバカなことをやってしまった!