フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2019年 - 3月

 

3月5日(火) 「 見直すときが来ている(その3) 」

 

 セブンイレブンの直営店の比率は2〜3%、つまり、セブンイレブンのほとんどの店舗はフランチャイズ店ということになる。そして、本社のセブンイレブン・ジャパンにしてみれば、日々各店舗に足を運んで商品を購入している人だけがお客様ではなく、フランチャイズ店のオーナーだって「 立派なお客様 」である。

 フランチャイズの契約時に「 営業は365日、24時間とすること 」という旨の契約書 (contract) を交わすのかもしれないが、コンビニは飽和状態 (saturation state) にあり、人口減少 (depopulation) による人手不足 (labor shortage) も顕著となっている現在「 地域地域の実情に合わせて本部の方も柔軟に対応を取るべき時期に来ているのでは?」と思っている。もし、それがどうしてもできないのであれば、深夜営業の負担( アルバイトの募集など )は本部の方で責任を持つべきである。

 ドイツなどでは小売店の営業時間は行政の方で規制 (regulation) をかけていて、過度な営業時間競争にならないようにしている。「 日本で見習うべきでは… 」とも思うが、実現するのはなかなか難しい。また、「 業界間で話し合って24時間営業を持ち周りにしては?」などとも考えたりするが、それも容易なことではないだろう。

 つまり、本部側の意識が変化しないとフランチャイズ店のオーナーがいつまでも負担を強いられることになる。まあ、「 負担は強いられるが、その分稼ぐことができる!」というのであればまだ頑張りようもあるのだろうが、現状は違うはずである。