もちろん、こまめに掃除をしている現在の状況は、去年の「 熊除けスプレー誤噴射事件 」が大きなきっかけ (trigger) になったことは否定できない。そうでなければ、ここまで掃除をするような習慣はついていなかっただろう。

　「 熊除けスプレー誤噴射事件 」後は、天候が許す限り (as long as weather permits?) 毎日のように布団も干していたが、さすがに今年になってからは1回も干してはいない。特に冬場は乾燥する時期なので、「 今日は晴れているので… 」などと思って下手に外に布団を干すと、家の前の畑からの土ぼこり (dust) で逆に汚れてしまう可能性 (possibility) は十分に考えられる。

　ただ、今年になってから2回ほどなのだが（ おそらく2月、3月あたり ）ベッドの上で横になっていると、突然、唇がヒリヒリしたことがあった。「 あれ〜、どうしたのだろう？」と一瞬頭をかしげたが、原因は例の熊除けスプレー以外に思い当たらない。

　つまり、熊除けスプレーの成分であるカプサイシンの粒子 (particle) がどこかに残っていて（ まあ、布団である可能性は大 ）それが唇についたことによる刺激 (stimulus) 以外の何ものでもない。「 こんなにこまめに掃除をしてきてもまだどこかに残っていたのか！」と驚かざるをえなかった。恐るべし、カプサイシンパワー！