フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2019年 - 4月

 

4月3日(水) 「 まだまだ頑張ってもらわないと…(完) 」

 

 自転車を利用するうえでの消耗品 (consumption article) は、何んといってもタイヤに違いない。乗れば乗るほど否応なしに減っていく。特に駆動輪である後輪のタイヤは前輪のものと比べると消耗度 (degree of consumption) は激しい。前輪も後輪も回転数自体はほぼ同じだと思われるが、乗る人の体重がかかる度合いが後輪の方がかなり大きい。よって、タイヤ交換の時には前後両方とも同時に(simultaneously) 交換することは少なく、後輪のタイヤの交換がメインとなる。

 普段、毎日のように乗っている自転車なので、こまめにタイヤの状態も確認すればよいのだが、なかなかこれができない。確認くらいなら1分もあれば十分にできるのだが、その習慣がない。普段お世話になっているものを大切に扱っていない私がいるわけである。

 先週も、後輪の空気圧 (air pressure) がかなり減ってきているみたいで、道路の段差 (bump) でかなり を感じるようになってきた。「ちょっと入れるか!」とフィットネスに行く途中のホームセンターによって、空気入れを借りようとすると、所定の場所に空気入れがないので店員さんに聞いてみると…。

  私 : 「 済みませ〜ん。もう空気入れは借りられないのですか? 」

 店員 : 「 え〜と、私の方でいれますから、こっちに持ってきてください。」

  私 : 「 えっ、いいんですか?!」

 店員 : 「 はい。こっちでいれますから…。」

  私 : 「 そうですか…。じゃあ…。」

 私は店員さんが作業をしているところまで自転車を持って行って「じゃあ、お願いします!」と託した。その店員さんは空気圧が少なくなった後輪のタイヤを見て…。

 店員 : 「 これ、空気は入れない方がいいですよ!」

  私 : 「 えっ、何でですか?」

 店員 : 「 もうタイヤ全体に亀裂が入っているので、これで空気を入れたら破裂してしまいますよ!」

  私 : 「 そうですか…。」

 結局、前輪のタイヤだけ空気を入れてもらって、気になっていた後輪はそのままにしておいた。空気圧は限界にまでは達していないので、段差に注意すればしばらくは乗れると思われるが、限界に達するのは時間の問題だろう。

 以前にも一度経験しているが、一部でも完全にタイヤが裂けてしまうと、そこから噛んでいるガムを膨らましたように中のチューブが大きく顔を出してくる。そして風船が破裂した時のように大きな音を立てて破裂する。

 なんとかそれだけは避けたいので、早めに後輪を取り換えなければならない。現在の愛車には「まだまだ頑張ってもらわないと…」と思っているので、今度の完全休養日の金曜日には交換してもらおうかと思っている。

・すっかり全体的に亀裂が入ってしまった後輪

 地面に接する面は、もともとあった凹凸はすっかりなくなり細かい亀裂が無数に見られる。そして、タイヤのサイドには「ん、一周しているのか?」と思われるような長い亀裂が入っている。