さて、我が国のプラスチックごみ問題だが、年間どれくらいのプラスチックごみが出るのかを把握している人は少ないだろう。もちろん、私も例外ではない。そこで、「 確かこの前、朝日新聞にプラスチックごみの記事があったはず… 」と思ってちょっと古新聞入れのボックスを調べてみると、4月17日の朝日新聞の「 もっと知りたい 」に「 プラスチックごみ③ 」というタイトルで記事 (article) が掲載されていた。
それによると
で、そのうち
ただ、この海外へのプラスチックごみの輸出も、2017年度には約143万㌧だったものが、翌年の2018年度には30％減となっている。その は、中国が汚れたプラスチックごみによる「 環境汚染 」を理由に海外からの輸入を禁止 (prohibition) したためとなる。
以下が「 朝日新聞 DIGITAL 」に掲載されているグラフとなるが、2017年に比べると2018年は、日本から香港・中国に輸出された廃プラスチックは1/10まで激減しているのが分かる。そして、その受け皿として東南アジア諸国 (Southeast Asian countries) への輸出が増えているが、中国分の量はカバーできていないのが現状。よって、従来なら輸出に回す分の廃プラスチックが国内に溢れていて、廃プラスチックを取り扱う業者はストックする場所がなく悲鳴を上げている (be overwhelmed?) ようだ。
