フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2019年 - 5月

 

5月14日(火) 「 実行しています(その3) 」

 

 もう10年以上の前のことで名前も思い出せないのだが、ネットである自動車ジャーナリストのコラムを読んだことがある。そのジャーナリストの経験や知識から普段の自動車事故を防ぐ方法を紹介していた。その全ては覚えていないのだが、今でも2点ほど記憶に鮮明に (vividly) 残っているものがある。

■ 高速道路にて ■

 高速道路を快適に走っていても、事故や工事、またはトンネルの手前での減速によって渋滞に巻き込まれることがあったりする。場合によっては前の車に倣って車を止めなければならないこともある。そのような場合、そのジャーナリストは、「 いつも前の車との間に車1台分のスペースを空けて止めている 」とのことであった。

 渋滞予想が前もって出ている場合は、それぞれのドライバーも最初は快適に飛ばしていても「 そろそろかな〜 」くらいな感じである程度は覚悟ができているのだろうが、事故やトンネルの手前での減速による予測があまり立てられないような場合は渋滞に気付くのが遅れてしまうことが往々にして (occasionally) ある。

 つまり、今まで好きな音楽を聴きながら鼻歌交じりに快適に飛ばしていた状況で渋滞にあって場合、ドライバーの中には渋滞を早い段階で (at an early stage) 認識できないケースも出てくる。そして、気付いたときに必死になってブレーキを踏んでも「 時すでに遅し 」である。

 それを少しでも避けるためにそのジャーナリストは、不意な渋滞で車を止めなければならない場合は「車1台分のスペースを空けている」とのことである。もちろん、車1台分のスペースを空けていても後ろから走ってきた車にぶつかられるときはぶつかられるわけだが、状況によってはそのような衝突 (collision) を回避する (avoid) ことも可能となる。

 隣の車線が空いていて、後続車 (following vehicle) が渋滞に気付かずスピードを落とさずに近づいてくるという判断ができれば、隣の車線に移って衝突を回避することもできる。また、隣の車線が埋まっている場合でも、車1台分のスペースは衝突時の衝撃をある程度緩和 (easing) してくれる可能性は多いにある。

 もちろん、その場合、渋滞に巻き込まれて車を止めたあと、「 なんだよ、渋滞かよ!全くついてないな〜!」とぼやかずに、「 後ろの車はちゃんと気付いているかな?」と後続車に注意を払わなければならないことは言うまでもない。