フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2019年 - 5月

 

5月21日(火) 「 実行しています(完) 」

 

 先日の日曜日の昼、テレビの電源を入れると「ビートたけしのTVタックル」が映し出され、昨今起きている交通事故について討論していた。番組の中であるデータが引用されたのだが、私はそのデータを見て「う〜む、そうだったのか!」と思わざるを得なかった。

 そのデータは、先進国 (advanced nation) の交通事故における死亡の状況の割合を示したものだったのだが、日本だけ突出した数字を示すものがあった。それは「 歩行者が事故に巻き込まれて死亡する割合 」である。メモを取っていたわけではないので、ちょっと正確生 (accuracy) に欠ける部分もあると思うのだが…。

 確か、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、そして日本のデータを比較したものだと思ったのだが、アメリカ、フランス、ドイツの3ヶ国の歩行者が巻き込まれて死亡するケースは、交通事故における死者数のだいたい10〜15%ほど、イギリスはそれらの国々よりも高く20%オーバー。そして「我が国は」というと、なんと30%オーバーという異常な数値 (numerical value) を示していた。

 コメンテーターの一人で交通事故に関して長年研究してきた大学の教授が「 我が国の事故を未然に防ぐ対策は、主に車同士の事故に重点が置かれてきた。その結果がこのような数字となって現れている。」と発言していた。

 私たちの生活の基本は「 安心・安全 」である。それがなければ、いくら物理的に (physically) 裕福な暮しを送っていたとしても「 豊かな生活 」とは言い難い。昨今、頻繁に起きている事故を考えると、車の事故から歩行者を守る対策が急務 (imperative) となる。

 もちろん、それらの対策を施すには多額の費用が必要となるが、そのために私たちが収めている税金が使われなければならない。私たちは数々の問題を起こすア○な政治家のために税金を納めているわけではない。

 また、私たち自身も「 行政が悪い!」と批判しているだけではダメで、「 自分の身は自分で守る 」という危機管理意識 (risk management consciousness) も身に付けていかなければならない。私は、これからも「 信号待ちは交差点の少し手前で待つ 」を実行していこうと思っている。