■ おバカなアイデア - その2 : 断熱材として利用せよ! ■
食品トレー (food tray) のように多少なりとも厚みのあるものであればまだ利用しやすいのだが、包装として用いられているプラスチックはかなり薄くなるので、熱して固めるのは非常に難しい。つまり、なかなか個人レベルでリサイクルするのは困難で、どうしても廃棄することになる。
ただ、そんなことではめげない私である。「 何とか有効利用する方法はないだろうか?」と考えたときに「 断熱材 (heat insulating material) として利用できないだろうか?」とふと思ってしまった。まあ、「 断熱材 」と言っても住宅などに用いるのではなく、「 羽毛 (down) の代わりとしてジャケットや寝袋につかえないだろうか?」と考えたわけである。
まあ、常識ある人 (man of common sense) であれば「は〜っ?なるわけないでしょう。あんたバカじゃん!」となるところである。もしそんなことを言われたら、こう言い返してやる!
「 そう、私はおバカです。おバカは普通の人とは考え方が違うんです!」
・ 日々大量に出るプラスチックゴミ
包装用のプラスチックが、日々大量に出るプラスチックゴミの大半を占める。私の場合、そのほとんどがお菓子のラッピングとなる。
・ 断熱材として
もちろん、そのままの形でも断熱材として利用できないことはないのだろうが、寝袋やジャケット用として使用するのであれば、どうしても裁断する必要はある。そこでシュレッター (paper shredder) を使ってみた。
・ 仕方がないので…
シュレッターをもちいれば裁断するにはそれほど時間はかからないのだが、紙のようにはうまく裁断することができない。そこで「 仕方がないので… 」ということでハサミを用いて細かく裁断してみると、その差は歴然であった。下の写真の左はハサミを用いて、そして右はシュレッターを用いて裁断したもの。
・ まだまだ素材集めの段階だが…
食品トレーのときと同じように、まだまだ素材集めの段階である。ただ、最終的な段階では、細かく裁断したプラスチックをそのまま寝袋やジャケットに詰めるのではなく、下のように小さなビニール袋に入れ、それを詰めていこうと思っている。そうすれば、寝袋やジャケットに亀裂が入っても、中のものが飛散することはかなり防げるはずである。