フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2019年 - 7月

 

7月11日(木) 「 ちょっと続ける自信がなくなってきた(その3) 」

 

 もう記憶も定かでないのだが、人生で初めて受けたエアロビクスのレッスンは、確か45分くらいの初級のクラス (beginner's class) であったと思う。当然のことながら行う動作のほとんど全てが「 人生初 」で、1つ1つの動作を個別に行うのであればへたっぴなりにも何となくついて行けるのだが、動作が組み合わされて前後左右への動きが加わってくると頭の中が真っ白状態。みんなが右に移動するところを一人だけ左に移動などということもしばしばで、ぶつかりそうになったことも何度もあり「 いや〜、参った!」となってしまった。

 言うまでもなく、受け終わった後は「 爽快感 (exhilarating feeling) 」などは微塵も感じず、「 なんでオレ、こんなにできないのだろう…」と落ち込んでしまった (felt down) 。ただ、それが結果的には良かったのかもしれない。あまりにもできない自分にちょっと奮起し「ちょっと続けてみるかっ!」となった。

 1週間に1回、同じレッスンを数ヶ月受けた後、少しずつ動作に慣れてきたのか「 ちょっと違うレッスンも… 」となり、だんだんに受ける本数も増えていった。ただ、どのレッスンも他の人について行くのに必死で心の余裕などはなく、それを見ていたスタッフからは「 恐い顔をしてレッスンを受けてますよ!」と言われてしまう始末。結局、「 ちょっと自分でも楽しめてきたかな〜 」と思えるまでに2年近くかかってしまった。