昨日の朝日新聞に次のような記事の見出し (headline) があった。
「 巻き込み警報搭載、トラックに義務化:8d超の大型、死亡事故の9割 」
以下、記事の一部を引用する。
「8dを超える大型トラックについて、国土交通省が左折時の巻き込み警報装置 (warning device) の搭載を義務付けることを決めた。(途中略)装置は2022年以降に販売される新車が対象の予定。」
ちょっと記事全体を要約してみた。
・ 左折する自動車が自転車を巻き込んだ事故は08〜17年の10年間で7584件あり、149件の死亡事故が発生
・ 7584件の事故のうち、8dを超える大型トラックが関係するものは全体の9%に過ぎないが、死亡事故で見ると全体の9割近くを占める。
・ 今年3月に国連の作業部会で基準が決まったため、国内でも同じ基準を使うことにした。
車が左折をするときに自転車を巻き込んでしまう事故において大型トラックが死亡事故を誘因する可能性が大きいのは十分に理解ができる。大型トラックは運転席が高いところにあるため自転車が死角に入るケースも多々あるはずである。
また、一度事故を起こして自転車を巻き込んでしまえば、タイヤの径 (diameter) も大きく、車重 (car weight) が重い大型トラックの場合、死亡事故 (fatal accident) となるケースは十分に考えられる。