フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2019年 - 8月

 

8月1日(木) 「 対応の仕方が甘い!(完) 」

 

 今回の国土交通省 (Ministry of Land, Infrastructure and Transport) が決めた「 8dを超える大型トラックの新車販売時における左折時の巻き込みの警報装置の設置の義務化 」は一見良いことのように思える。しかし、私に言わせると「 対応の仕方が甘い!」以外の何ものでもない。

 「 08〜17年の10年間の統計を取ってようやくかい?」感は否めないし、記事の「 国連の作業部会で基準が決まったため、国内でも同じ基準を使うことにした 」を読むと、「 国連で決めたから 」感がプンプンと匂ってきて、後手後手以外の何ものでもない。

 プラスして新車販売時への義務付け (obligation?) だけだと「 一般的に広く普及して (spread widely) 事故が減らせるまでに一体何年かかるのだろう?」という気がしてならない。つまり、本当に事故による死者数を減らしたいと思っているのであれば、「 現在走り回っている車に後付けを義務化せよ!」と声を大にして言いたいわけである。

 私は技術者 (engineer) ではないが、「 左折時の巻き込みを感知して警報音を鳴らす装置であれば、現在走り回っているトラックにも後付けはそれほど難しくないはず 」と自分で勝手に思っている。私たちの生活の基本 (basis of life) は「 安心・安全 」である。そこにお金をケチってはならない。ちょっとくらいお金が足りなくても、健康であれば人生を楽しむことは十分に可能。まあ、あくまでも「 ちょっとくらい 」だが…。