フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2019年 - 8月

 

8月19日(月) 「 あれは報復措置だったに違いない(その1) 」

 

 あれは確か10日くらい前のことだったと思う。いつものように夕食の準備をするために近くのスーパーで買い物をしていた時のことである。一通り予定していた買い物を終えレジに並んだのだが、「 あっ、そう言えばアイスがなくなりかけていたっけ?」と思い出し、並ぶのを止めてアイスが置いてある棚に向かったわけである。

 私が毎日のように行くスーパーは、大きさからすると、まあ、「 中型 」くらいの規模にはなるのではないだろうか。食料品 (groceries/foodstuff) は生鮮食品 (fresh food) から加工食品 (processed food) までほぼすべてそろっているし、パンを焼いたり惣菜を調理したり、また魚や肉をおろしたりする設備も整っている。また、食料品だけではなく、種類は少ないが洗剤や殺虫剤 (insecticide) など日常生活において必要なものが陳列されている棚もある。

 そこそこの広さだが( う〜む、テニスコート4面ぶんくらいはあるのかな… )、そこそこの品揃えをしているため、買い物客が通るスペースは決して「 余裕がある 」とは言い難い。場所によっては、ちょっと気を使わないと大人がすれ違えないようなところもあったりする。

 さて、アイスが置かれている棚に向かおうと狭い通路を通っていた時のことである。前方に買い物をしている女性がいるのは認識していたが、もちろん特に気にするようなこともなくその横を通り過ぎたのだが、一瞬「 ん、ちょっと触れてしまったかな?」という感覚を覚えた。

 「 触れた 」と言っても、右指の先がその女性の皮膚組織 (skin tissue) というよりは衣服を軽くかすめたくらいの感覚だったので、特に立ち止まるようなこともなくそのままアイス売り場への歩みを続けた。まあ、「 全く気にならなかった 」というのもウソで、アイス売り場に到着後、チラリとその女性に視線を送ってみたのだが、特にこちらを気にすることもなく買い物を続けていたので、ちょっと安心してお目当ての「北海道バニラバー」1箱を買い物かごに入れ再びレジに向かった次第である。