普段から愛用している帽子の大きさを調整する部分が完全に破断してしまったわけである。しかも、これで3回目となる。一瞬「 いい加減にお役目御免かな〜 」とも思ったが、破断した部分以外は全く問題がない。よって、持ち前のボンビースピリットが前面に出て「 よし、直すかっ！」ということになった。

　最初は、以前応急処置 (emergency treatment) をしたときと同じように、破断した部分にグルーガンを使ったり樹脂などを溶かしてのせて繋げようと思った。ただ、もともと帽子についている大きさを調整するプラスチック樹脂 (plastic resin) が紫外線などで劣化しているのであれば、いずれ他の部分が再び破断するのは目に見えている。よって、「 いっそのこと、全て取り去ってしまい別のものを用いよう 」という結論に達した。

　こういうときに「 あればいつか役に立つだろう… 」と買い求めていた諸々のものが役に立つ。少し幅のあるゴムがあったのでそれを用いることにした。つまり、いざという時の「 いつか役に立つだろう 」なのだ！

　もともと付いていたサイズを調節する (adjust) 樹脂のバンドは、カッターで簡単に取り除くことができた。それでその長さに合わせて、ゴムバンドのロールからゴムバンドを切り取った。確か、ゴムバンドは3mから5mくらいのものを購入しているはずである。