フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2020年 - 4月

 

4月29日(水) 「 1回だけの発酵食品(その3) 」

 

 約1週間分くらいをまとめて作る野菜の煮込みなのだが、1回分を取った後も保温状態にして菌が繁殖してしまったわけである。蓋を開けると酸っぱい匂いが漂い、表面がうっすらと白くなっていて、最初に蓋を開けたときとの違いは明らか。当然ながら「 これ、食べて大丈夫なのだろうか? 」という懸念(concern/fear) が湧いてくる。もし捨てるとしたら大量廃棄 (mass disposal) となってしまう。

 どうでもいいが「 どこから菌が入り込んでしまったのだろう?」という気がしないでもない。まあ、考えてみれば私たちの暮しは「 常に菌と一緒 」であり、身体の周りのみならず、体表 (body surface) には常に皮膚常在菌が存在しているし、腸内細菌 (enteric bacteria) は私たちの身体を構成している細胞の数をはるかに上回る100兆個ともいわれている。ある意味、「 菌が一緒だからこそ健康的な生活ができている 」ともいえるわけである。

 想像するに、煮込みに繁殖した菌は、週に何回かご飯に乗る納豆の菌あたりが掻き混ぜたときに飛び散り、台所という狭い空間に常に浮遊しているのではないだろうか。それが、蓋を開けたときに煮込みの鍋に入ってしまい、1回分を取った後、菌が繁殖する (propagate) のに適温となった鍋の中で繁殖したものだと思われる。

 もちろん、納豆の菌であれば食しても全く問題ない。ただ、100%の確証 (confirmation) があったわけではないので、大根を2〜3切れを恐る恐る胃に収めてみた。