四方山話

     

インドシナ半島フィットネス紀行/日記 - タイフィットネス紀行/日記

 

 

マーヴィンスイート


 

 ホーチミンやプノンペンと同様、バンコクにおいても宿を決めるときはフィットネスありきであった。つまり、まずは利用するフィットネスクラブを決め、そこから歩いて通えそうな宿にしたわけである。

 10年ほど前に訪れたときは、スカイトレイン(BTS)のアソークに近いトゥルーフィットネスという巨大フィットネスクラブを利用した。筋トレ用のマシンの充実さやスタジオレッスンの豊富さに非常に満足し、一瞬「同じところでもいいかな〜」とも思ったのだが、そんなに頻繁に来れるわけではないので結局は別のフィットネスファーストというフィットネスクラブの利用を考えた。

 フィットネスファーストはバンコクにも何店舗かあるようで、その中でもスタジオレッスンが豊富そうな店舗を探したところサトーンスクエアというビルに入っている店舗がよさそうであった。そこから歩いて通えそうな宿を探したところマーヴィンスイートに行きついたわけである。これも他の宿と同様、「booking.com」を通して予約を入れた。

 さて、9日間宿泊した感想だが、設備的には非常に満足している。立てられてからそんなに年月が経っていないように思われるので、まだ「新しさ」は感じられる。部屋ごとにエアコンがあるのはもちろんだが、全館が冷房完備となっているので、部屋を出た廊下もかなり冷やされている。(まあ、個人的にはそこまでしなくてもいいかな〜、とは思っているが…)

 ただ、正直なところ、最寄り駅であるBTSのスラサックまで750mほどあり、徒歩で10分ほどかかる。まあ、距離的には大したことはないのだが、炎天下を歩くのはけっこうしんどい。途中、強い日差しを遮るような街路樹はほとんどない。

 あと、宿の周辺に飲食店がないこともないのだが、もう少し選択肢があるとやはりありがたい。よって、ロケーション的には「もう少し駅に近かったらな〜」というは正直なところである。

■ 部屋の種類 ■

 マーヴィンスイートには以下の3種類の部屋がある。※料金は2017年5月10日現在のもの。

デラックススタジオ : 広さ28u 3,118 円 / 泊

バジェットツインルーム : 広さ28u 5,114 円 / 泊

1ベッドルーム、スイート : 広さ50u 5,803 円 / 泊

 私が宿泊したのは、デラックススタジオになる。もちろん、「料金が安かった」というのが最大の理由だが、上の部屋の種類からも見てわかるように、デラックススタジオとバジェットツインルームの違いは、ダブルベッドかツインベッドかだけで広さ的には変わりはない。一人旅だからツインベッドの必要はない。また、1ベッドルーム、スイートは広さがかなりあるために料金が高い形になっているが、一人旅なのでそんなに広い部屋は必要ない。つまり、必然的にデラックススタジオになる。

 

・ 外 観

 おそらく建てられてからそんなに年数は経っていないと思われる。まだ「新しさ」みたいなものは感じられる。グーグルのストリートビューで見ると、建築中になっている。

 

・ ベッドルーム

 これが私が宿泊したデラックススタジオのベッドルームになる。部屋もまだまだきれいだ。

・ ドアを入ったところから撮ったもの

 ベッドの横の窓の外側には斜めになった格子状の木材が設置されていて、真正面にあるアパートからは部屋の中を見られることはない。そして、小さい方の窓(開けることはできない)からもある程度の光が差し込んでくる。カーテンを下ろしてしまえば完全に外からは中の様子をうかがうことはできない。

・ セイフティーボックス

 各部屋にはセイフティーボックスも備えられているのでとりあえず安心ができる。今回の旅でセイフティーボックス付きの宿は初めてである。

・ シャワールーム、トイレ、洗面台

 シャワールームやトイレも必要にして十分な広さ。清潔さがキープされているので、気持ちよく使うことができた。

・ 廊 下

 まだまだきれいで、手入れも行き届きゴミ一つ落ちていない。そして、冷房も聞いている。

・ ランドリー

 ランドリーサービスもあるが、グランドフロアにあるランドリールームの洗濯機や乾燥機を利用することができる。両方を利用して90〜100バーツ(日本円で約312円)ほどなので助かった。