プロフィール
       

     

       

     

     

     

 

スタジオエクササイズ - バレエ - バレエ用語集

 

バレエ用語一覧

《ア》

アヴァン (avant):「前方(へ)」の意味のようです。パの名称につけるのか、それとも進行方向を指すのか、現在のところ使い方がはっきりしません。

アダージオ (adagio): 「緩やかな速さで」という意味で、バレエのレッスンの一つになります。プリエデヴェロッぺ、またはアラベスクなどゆっくりとした動作の組み合わを流れるような動きで行うレッスンです。

解説ページ

アチチュード (attitude):「姿勢」の意味で、片足を軸とし、もう一方の足の膝を曲げたまま足を出す動作になります。 ⇒ 解説ページ

アッサンブレ (assemble):「集める」という意味で、片足でジャンプをし空中で両足を集めるようにして第5ポジションにして着地する動作(パ)になります。 ⇒ 解説ページ

アッサンブレ・アン・トゥールナン (assemble en tournant):「アン・トゥールナン」は「回りながら」という意味で、回りながら行うアッサンブレになります。 ⇒ YouTube動画張り付けページ

アッサンブレ・デリエール (assemble derriere):「デリエール」は「後方へ」という意味です。(大人のバレエ〜不思議な魔法&Something Good バレエ用語/あ行)のサイトで次のように解説しています。

「 デリエールは「後で」という意味です。右足なら、右足後ろの5番から、右足を4番後ろアン・レール(空中に)まあは2番アン・レールに滑り出させ、左足で踏み切って跳び、右足後ろの5番ドゥミ・プリエに両足が同時に下ります。 」

上記の説明から、前後の足を入れ替えないアッサンブレと理解しているのですが、「右足を4番後ろアン・レール(空中に)」って、足を横ではなく後ろに出すアッサンブレもあるのでしょうか?

 ⇒ 動画張り付けページ

ア・テール (a terre):「床に、地面に」の意味で、足(かかとまたはつま先)がフロアに付いている状態のことです。初心者の私からすると、「ジャンプしない限り、それって普通じゃないの!?」とか思ってしまうのですが、どうも「ロン・ド・ジャンプ」などのパの名称に着けたり、ルルヴェとの区別をするときに用いているような認識があるのですが…。つまり「ルルヴェでなく、ア・テールでアラベスク」などのように、ちょっと自信がないのですが…。 ⇔ アン・レール (en lair) 参照)ロン・ドゥ・ジャンプ・ア・テール

さちおさんから掲示板への書き込みがありました。(2010.10.16)

a terre(ア・テール)というのは、僕の理解では、「つま先またはかかとを床につけて」という意味ではなく、「つま先とかかととの両方を床につけて」という意味です。つまり、足の裏と床の表面との関係については、次の三種類の概念(用語)があると僕は思います。
(1) a terre(ア・テール): 「床に着いている、床に接触している」という意味の副詞句。英語に直訳すると "on the floor" あるいは "in contact with the floor" ということだと思います。「足の裏の全体を床に接触させている」ということであり、言い換えると「つま先とかかととの両方を床に接触させている」ということです。

ア・ブラ ():「足を床にピッタリとつけて」という意味のようですが、これだけではどのように用いるのか現在のところ不明です。パの名称につけるのか、「しっかりア・ブラして!」のように指示を出すのか。

ア・ラ・オトゥール ():「一番高く足を伸ばす」ことのようです。どうもウエストが基準のようで、ウエストの高さかそれ以上のことを指し、ウエストの高さより低い場合はア・ラ・ドゥミ・オトゥールと呼ばれるようです。

ア・ラ・スゴンド (a la seconde):腕のポジションの一つで、左右に広げる形。

 ⇒ 解説ページ

余談ですが、YouTubeで海外から投稿されたバレエの動画をかなり見ました。言語的には英語が多いのですが、英語圏では腕のポジションを表す時に、ほとんどの場合数字を用いています。つまり、足と同じように「ファーストポジション」とか「セカンドポジション」のように。「スゴンド」のつづりを見て少し納得です。secondeは英語では「第2の(second)」を意味するからです。

アラベスク (arabesque):「アラビア風の・唐草模様」という意味で、片足を軸とし、もう一方の足を後方へ上げるバレエの代表的なポーズ。第1〜第4まで4種類ある。 

解説ページ

アラベスク・アン・トゥールナン (arabesque en tournant):「アラベスク」は「アラビア風の・唐草模様」、「アン・トゥールナン」は「回転しながら」の意味で、アラベスクのまま回転するパの事です。 

YouTube画面張り付けページ

アリエール (arriere):「後方へ」を意味するようですが、「デリエール」と同じなのかな? 

アレグロ (allegro):ちょっと調べてみました。 

・「遠い」の意味。断続的に変化するスピードとリズムの中で行う、大きな、あるいは小さな、そして移動するステップからなる一連の動き(バレエ用語集

・音楽用語で「急速なテンポ」という意味です。軽快な音楽を使って、跳ぶパ(動き・ステップ)を行います。 (大人のバレエ〜不思議な魔法&Something Good バレエ用語/あ行

・早い の意。すばやい、軽快な、弾力のある、跳ぶパを多用した動きの一連。

ミィバレエスタジオ、みるみるバレエ用語

⇒ YouTube画面張り付けページ

アロンジェ (allonge):サイトや本で少し調べてみました。

・「長くなった。外側へ伸ばした」(リングリングバレエスクール・バレエ基礎用語解説)

・「伸ばす 長くなる(ポーズ)の意。アラベスク・アロンジェ,アティチュード・アロンジェなど」

 (ミィバレエスタジオ、みるみるバレエ用語

・「「のばす」の意。腕の位置の場合はアン・オーの位置から手のひらを外に向けてのばすこと。」

 (DICTIONNIRE バレエ用語辞典

・「「のばす」「長くなる」の意味。腕について言う場合は、手の平を下に向けて伸ばすことを指す」

 (ティアラといっしょ!やさしいバレエ」(新書館)

 結局、動作としては腕や足を伸ばすことのようですが、今一つはっきりしません。たとえば、「アラベスク・アロンジェ」とありますが、逆に「アロンジェでないアラベスクはあるのかな?」とか、腕であれば、アン・バーの位置にあるものを左右に広げる場合、「左右にアロンジェして!」などのように指示するのでしょうか?詳しい情報が入り次第、更新していきたいと思います。

アンヴロッペ (enveloppe): 

ロン・ド・ジャンプ・ア・テール・アン・ドゥダンを行い、右側(動かす足が左の場合)に身体を回す、(両足で)単純な回転」(楽天が運営するポータルサイト「バレエ用語集」より)

なんとなく動作的には想像がつきます。一応、YouTubeへの投稿動画を物色してみましたが、探すことはできませんでした。

アン・エカルテ (en ecarte): = エカルテ

アン・オー (en haut):腕のポジションの一つで、両腕を上に上げる形になります。 ⇒ 解説ページ

アン・クロッシュ ():「鐘のように前後に振ること。グラン・バットマンを前の4番、後の4番と次々に行うときに用いられる。」(楽天が運営するポータルサイト「バレエ用語集」より)「前の4番、後の4番」とは、単純に前や後ろに出すグラン・バットマンと考えてよいのでしょうか?

アン・クロワ ():「十字架の形に」(楽天が運営するポータルサイト「バレエ用語集」より)

アン・クロワゼ (en croise):「交わること。体の片側を正面から遠ざけて斜めに向き、観客に近いほうの足を他方の足の前で交差させる」(楽天が運営するポータルサイト「バレエ用語集」より)結局、クロワゼと同じことなのかな?

アン・クロンヌ ():「両腕を頭上に、王冠のように上げる。」 (楽天が運営するポータルサイト「バレエ用語集

アンシェヌマン (enchainement):「鎖でつなぐ」という意味で、バレエでは「いろいろなステップを自然の流れに沿って踏めるように組み合わせること」をいうようです。 ⇒ YouTube画面張り付けページ

アン・ドゥオール (en dehors):「開いた・外側へ」という意味で、回転する方向(外回り)を表す場合と、足の向き(=ターンアウト)を表す場合があります。 ⇔ アン・ドゥダン  ⇒ 解説ページ

バの例としてはピルエット・アン・ドゥオールピケ・ターン・アン・ドゥオールなどがあります。

■アン・ドゥダン (en dedans):「内側に」という意味で、回るときの方向を指します。例えば、左足を軸として回る場合は、反時計回りになります。⇔ アン・ドゥオール 例)ピルエット・アン・ドゥダンピケ・ターン・アン・ドゥダン

■ アン・トゥールナン(en tournant):「回りながら」と言う意味で、パの名称に付く言葉になります。例:パ・ド・ブーレ・アン・トゥールナンアラベスク・アン・トゥールナンなど

アントルシャ (entrechat):語源はイタリア語で「編む・織る」などの意味があるようです。両足のドゥミ・プリエからジャンプし、空中で両足を打ち合わせて第5ポジションまたはスュル・ル・クドゥ・ピエで着地するパになります。

アントルシャ・ロワイヤル ・アントルシャ・トロワ   ・アントルシャ・カルト

アントルシャ・サンク    ・アントルシャ・シス などがあります。 

 ⇒ 解説ページ

アントルシャ・シス・ドゥ・ボレ ():「ボレ」は「飛ぶ」と言う意味です。「男性が行う大きな打ちつけをともなった跳躍。空中でアントルシャ・シスを行いながら飛翔するパ」(楽天が運営するポータルサイト「バレエ用語集

 ⇒ YouTube画面張り付けページ

アントレ (entree):「入場」という意味で、踊り手が入場する導入部のことのようです。

 ⇒ YouTube動画

アン・ナヴァン (en avent): 腕のポジションの一つで、みぞおちの前あたりに指先が来るようにする形。 ⇒ 解説ページ 

アン・バー (en bas): 腕のポジションの一つで、4つの基本的な構え方の中では一番下に下げた形。 ⇒ 解説ページ

アン・バランソワール ():「シーソーのように。グラン・バットマン・バランソワールでは、足を前方にけるとき、体は後方に傾き、後方に_けるとき、体は前方に傾く。」(楽天が運営するポータルサイト「バレエ用語集)    

アン・ファス (en face):「正面へ」の意味で、正面を向いたポジションのことを言います。英語の「face」という単語にも「正面を向く」という意味があります。⇒ 解説ページ

アンボアテ (en ballotte?):(大人のバレエ〜不思議な魔法&Something Good バレエ用語/あ行)のサイトで次のように解説しています。

「 「箱詰めにする」という意味です。
アンボアテ・アン・ナバンなら、両足または片足で踏み切って跳び、右足を前のスュル・ル・ク・ドゥ・ピエ(足の裏で軸足のくるぶしをくるむような形です。)または前のラックールシにして、左足のドゥミ・プリエに下り、次に左足で踏み切って跳び、左足を前のスュル・ル・ク・ドゥ・ピエ(足の裏で軸足のくるぶしをくるむような形です。)または前のラックールシにして、右足のドゥミ・プリエに下ります。これを繰り返しながら、前に進みます。
アンボアテ・アン・ナリエールなら、両足または片足で踏み切って跳び、右足を後ろのスュル・ル・ク・ドゥ・ピエまたは後ろのラックールシにして、左足のドゥミ・プリエに下り、次に左足で踏み切って跳び、左足を後ろのスュル・ル・ク・ドゥ・ピエまたは後ろのラックールシにして、右足のドゥミ・プリエに下ります。これを繰り返しながら、後ろに進みます。 」

 ⇒ YouTube画面張り付けページ

アンボアテ・アン・トゥールナン ():「一つのアンボアテで半回り、次のアンボアテで残りの半回りをする。」(楽天が運営するポータルサイト「バレエ用語集

アン・レール (en lair):「空中に」の意味で、足がフロアに着いていない状態をいいます。 ⇔ ア・テール (a terre) 例:ロン・ド・ジャンブ・アン・レール 

《ウ》 

ウーヴェルト (ouverte):「開かれた、解放された」の意味で、エファセ、または第2ポジション第4ポジションのように前後左右に足を開いたポジションのことのようです。

ヴォレ ():「飛ぶ」ことを表す言葉のようです。 

     《エ》      

エカルテ (ecarte):「別れた・離れた」の意味で、体を2または8(斜めに)に向け、足を広げて立ったポジション。 ⇒ 解説ページ

エシャッペ (echappe):書籍やサイトでちょっと調べてみました。「エシャッペ (echappe)」というフランス語自体には「逃げる」という意味があるようです。動作的にはサイトや書籍によって少し異なります。

@〜から逃げるの意。足の5番ポジションから踏み切って跳び、2番(或いは4番)ポジションに下りる
別のポジションに逃げるの意(その後再び5番ポジションに戻る事を言う場合もある=エシャッペ・ソテ)(ミィバレエスタジオ、みるみるバレエ用語

A逃げる、編み目がとける」という意味です。バレエでは、5番から両足同時に2番または4番になり、再び両足同時に5番になるパ(動き・ステップ)のことです。
初心者向けのレッスンでは、5番プリエ→2番ルルベ→足を前後変えて5番プリエを練習すると思います。(大人のバレエ〜不思議な魔法&Something Good バレエ用語/あ行

B逃げる。足が奇数のポジション(5番、1番)から、偶数のポジション(2番、4番)ヘ動き、最初のポジションに戻る跳躍。(バレエ用語集) ⇒ 解説ページ

エシャペ・ソテ (echappe saute):これもちょっと調べてみました。

・「 飛ぶステップの一つ。高く飛び上がり、空中で両足が互いに逃げ会う、つまり両足を開き、そして開いたポジションに着地する 」(バレエ用語集)

・「 右足前5番ドゥミ・プリエの場合は、両足で踏み切って跳び、2番または4番のドゥミ・プリエに両足で同時に下り、その状態でまた両足で踏み切って跳び、右足後ろ5番ドゥミ・プリエに両足で下ります。 」(大人のバレエ〜不思議な魔法&Something Good バレエ用語/あ行

 結局、「エシャッペ」と同じと見てよいのでしょうか?

エタンドゥル ():「伸ばすこと。クラシカル・バレエにおける7種の動きの一つ」(楽天が運営するポータルサイト「バレエ用語集」より

エファセ (efface):「控えめな・影になった」という意味があり、正面から見たときに、左右の足を交差させないで立つポジションのことで、反対がクロワゼになります。 ⇒ 解説ページ

エポールマン (epaulement):「肩」を表す言葉。意味を調べようと思いいろいろなサイトをのぞいてみました。

・「肩の意味。バレエでは右肩が前、左肩か後になるように腰を動かさず胸を斜め左に向けた形」

 (基礎のバレエレッスン用語

・「エポールは肩の意。肩の位置、肩の動き」(ミィバレエスタジオみるみるバレエ用語

・「肩の動き」(楽天が運営するポータルサイト「バレエ用語集

・「「エポール」はフランス語で「肩」観客席を向いた時の角度。フットライトの陰を利用することから生じたらしい。」(基礎用語A-Z

.「エポールマンは「かた」といういみ。かたにあごをのせるような気もちで顔をむけます。」

 (書籍「ティアラといっしょ!やさしいバレエ」新書館)

 イラストのようなポーズのことを指すのか、それとも肩の「動き」のことを指すのか、またはその両方のことなのか、今一つはっきりしません。